セカンドキャリアの向こう側

50歳から第二のキャリア探索の旅に出ました。いまだ迷走中。ライブドアブログから引っ越してきました。

庭の手入れー農薬の散布

我が家には3面に庭がある。メインはリビングに面した東南側。サブはその反対側の西北側。そしてメインとサブをつなぐ細い通路のような南西側。いずれもマンションの共用設備として貸与されている形になっている。周囲はヒイラギモクセイの生垣に囲まれている。

普段目につきにくいためおろそかになっていた通路と裏庭。新築当初は芝生だったのだろうが、私が中古で購入した時にはすでに雑草の畑状態であった。なんとかするつもりであったのだが、フルタイムの仕事をしている最中はとてもそんな余裕はなく、秋冬は周囲の木々からの落ち葉も降り積もり、大変な状況となっていた。

そんな状況ではあったが、コロナ禍のおかげで在宅時間が増えたこと、個人事業主となり精神的に安定したことで、いよいよこの荒れた庭をなんとかしようと動きだすことができている。

まず、冬の間に枯れた雑草や落ち葉を片づけた。金属製のほうきのような道具を使いがーっとかき集める。これだけで見た目はかなりすっきりした。そして春先。日の当たらない西北側を中心に、ぐんぐんとドクダミが伸びてきた。ドクダミは地下茎で増えるため、駆除は相当難しいらしい。色々と調べ、使いたくないが農薬を使用する決心をした。

畑ではないので農薬でなく単なる除草剤でもよかったのだが、植栽が売り物のマンションなので、できるだけ影響が少ないものをと探しているうちに、結果的に農薬となった。農薬にもいろいろとあるのだが、最終的にはサンフーロンという普及品に決めた。グリホサート系は環境への影響が色々と言われていることは知っていたのだが、それでも農薬として国の検査基準に合格していること、面積としては非常に狭い範囲での散布なので、評価が安定して広く使用されている普及品で様子を見ることにしたのだ。

ドクダミは相当に強い雑草なので、表示されている一番濃い濃度の溶液を準備し、晴れた日に霧吹きで葉をめがけて散布。葉や茎から吸収され根を枯らすとの作用なので、生垣の葉にかからぬよう細心の注意を払った。2リットルの溶剤を作ったが足りず、1リットル追加。合計3リットルで西北と南西のドクダミ・シダを中心に散布した。少し余ったので、東南側の物干し台の下にも散布。こちらはドクダミというよりヒメツルソバカタバミを中心に様々な雑草が繁茂していた。

サンフーロンは散布後1週間から2週間で効果が出るとのことなので、散布の当日・翌日はこれといった変化は見られなかった。物干し台の下の雑草はちょっと元気がなくなってきたかな、という程度だった。(つづく)