セカンドキャリアの向こう側

50歳から第二のキャリア探索の旅に出ました。いまだ迷走中。ライブドアブログから引っ越してきました。

読書・映画・展覧会

ブリティッシュベイクオフとシャーロック

退屈でたまたまつけたケーブルテレビでやっていたのがこの二つの番組「ブリティッシュベイクオフ」と「シャーロック」。これが面白くて、急にハマってしまった。日本の番組と違って、こちらに過剰にアピールしてこない。ブリティッシュベイクオフの主役は一…

ボヘミアンラプソディー

簿記検定を大失敗した日の午後、この映画を観た。公開以来、良い評判が多く期待していた。それに、この曲には思い出がある。小学校の時仲良くしていた友達が、お姉さんのLPレコードを貸してくれたのが「オペラ座の夜」だったのだ。その友達は、同窓会に来な…

日日是好日

樹木希林さんの遺作となった「日日是好日」を、同年代の友達と観た。主人公は私よりも一回り程度年下ではあるが、親を亡くすまでのプロセスも描かれており、うちの父が余命宣告を受けていることから、私にとっては胸が苦しくなるような映画であった。黒木華…

運慶展

平日の朝、ラッシュの人混みにまみれながら上野に向かう。開場の30分前に到着したのだが、すでに行列が出来ていた。快晴の空のもと、陽射しが皮膚を焼く。入場すると、いきなり円城寺の大日如来。うわー!これは仏像マニアには衝撃的。運慶自体が仏師のスー…

草間彌生展

新国立美術館で開催中の、草間彌生展に出掛けた。平日とはいえゴールデンウィークなので、朝からチケット売り場には長蛇の列。前売り券を持っていたので、入口は並ばずに入れたものの展示場内はざわついており、ゆっくり観られなかった。出口のグッズコーナ…

2016夏休みの活動記録ー美術展めぐり

あっという間に時が過ぎていく。長いと思っていた夏休みも、残すところ3日。全く手を付けていない家の片づけや絵本教室の宿題などが残っており、この先はずっと家で過ごさなければならない。お休み中は、なるべく絵を観に行こうと決めていたので、できるだけ…

シン・ゴジラ

話題のシン・ゴジラを観た。ネタバレになってしまうから多くは語らないけれど、思っていたよりもずっと面白かった。作りは完全に大人向けだし、未曾有の災害に出会った時の国家のあり様を実にリアルに描き出している。日本という国が戦争を開始するほどの生…

川端康成、三島由紀夫、江藤淳、芥川龍之介、太宰治

ふとしたことから作家の自殺について知りたくなり、この2-3日ネットで調べていた。このところ忘れていたのだが、私はオカルト大好き少女だった時期がある。あの世の存在はある、と確信しているのだが、あの世とこの世の間の部分の死とその前後の期間がどう…

インデペンデンスデイ再び

読書じゃないんだけど、便宜上読書カテゴリーに記録を残しておくことにした映画のお話。宇宙ものが好きなので、先日インデペンデンスデイの続編を観に行きました。その日はファインディング・ドリーの封切り日だったらしく、ファミリー層で映画館は満員。イ…

桜井識子「ひっそりとスピリチュアルしています」

最近現実世界のことに夢中になっていて、なんとなく不思議な世界の本が読みたくなった。少し前に偶然見つけたブロガー、桜井識子さんの本を、お風呂で暖まりながらぼんやりとした頭で読み返す。 世の中には様々な能力を持った人がいて、彼女はなんと神様とコ…

The Artist's Way by Julia Cameron

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」 菅靖彦訳。帯には「毎日の繰り返しに、埋もれた自分。そろそろ起こしてみませんか?<忘れた夢を取り戻す12週間の旅>」とある。 この本は、昨年の夏頃に池袋の本屋さんで見つけて購入した。その頃はまだ退職する…

いせひでこ「ルリユールおじさん」

久しぶりに、絵本で胸がきゅんとなってしまった。この絵本は、ルリユール=フランスの製本職人のおじいさんと作者の出会いがベースとなり創作されたものだ。手仕事が絶滅しようとしているのはフランスも同様で、作者の出会ったおじいさんも最後のひとりとい…

大河原邦男「メカニックデザイナーの仕事論」

大河原邦男って誰?ではガッチャマンやヤッターマン、ガンダムは知ってるよね?それらのアニメのメカのデザインを考えてた人、と言えばわかるだろうか。 今日は久しぶりに上野の森美術館まで、彼の展覧会を見に行った。というのも、新・サンダーバードでは彼…

荒木飛呂彦「荒木飛呂彦の漫画術」

我が家の男子が夢中になっている「ジョジョの奇妙な冒険」。なんだか不気味でグロい背景の中でいかにも少年漫画っぽいタッチの主人公が、必要以上に苦労しているんで、お世辞にも好きとは言えないジャンルの漫画でした。でも、妙に気になって、一度見たら忘…

川上量生「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」

久しぶりに面白い新書に出会い、一気読みした一冊。川上さんは、業界ではほんとに有名な方なのでしょうけど、恥ずかしながらまったく存じ上げませんでした。ごめんなさい。川上さんがなぜジブリの鈴木プロデューサーに弟子入りすることになったのか、そのあ…