セカンドキャリアの向こう側

50歳から第二のキャリア探索の旅に出ました。いまだ迷走中。ライブドアブログから引っ越してきました。

東京都ゼロエミポイントで焼け太り?

息をひそめひたすら屋内で暑さが通り過ぎることを待ち望み、ようやく秋が訪れてくれたのは10月に入ってから。しかし今も陽射しの中に暴力的な夏の面影が見え隠れしている。日中の日傘・サングラスは未だ手放すことができない。すっかりトラウマになってしまった。

この夏は家電製品にとっても酷暑だったようだ。自宅の冷蔵庫に続き、セカンドハウスのエアコンもついに動かなくなってしまった。8月下旬のことだった。セカンドハウスといっても、元々は家族で住んでいた都内のマンションである。手狭になり郊外に転居したものの、諸般の事情により手放すことはせず、今も平日は家人が利用している。15年ほど前にスケルトンリフォームしたときに取り付けたエアコンなので、寿命は来ていたから仕方ない。家人はエアコンの必要性をあまり訴えては来なかったのだが、10月からスタートするマンションの大規模修繕の説明を聞き、どうせ取り替えるなら修繕前のほうがいいと判断した。ついでに、かなり前から不調だったもう一台のエアコンも合わせて取り替えることになった。事情により特殊な工事が必要だったこともあり、業者からの見積が2台で30万円を超えていたので卒倒しそうになった。こういう時、物価高を実感する。長いデフレの後の急激な値上げに消費税のインパクト。しかも、ついこの前冷蔵庫に10万円以上かかっているのに。

こういう時、以前のように収入があれば受け入れていたかもしれない。しかし来年還暦を迎える身としては、老後資金を守るためには仕方ない。手抜き工事をされない程度に値切り交渉し、なんとか3万円の値引きを勝ち取った。併せてエアコンのモデル選定にあたってはもちろん東京都ゼロエミポイント対象機種を選択した。こちらのポイント還元は2台でちょうど2万円。合計5万円はなんとか差し引くことができた次第。

今回の設置場所はセカンドハウスでありいわゆる「自宅」ではなかったことから、申請が通るのか若干心配ではあった。しかし業務用の物件ではなくあくまでも個人の住宅として利用していることから、今回も承認メールが届きホッとしている。前回の冷蔵庫と併せて合計36,000円のポイントバック。現金ではなく商品券での還元というのがいまいちなのだが仕方ない。また、そのうち各1,000円(うちは合計3,000円)はLED割引券として東京都が発行している有効期限1年の金券になる。自由に使えるのは合計33,000円だ。約42万円で36,000円の還元だと、約8.6%。クレジットカードのポイントは1%のものを利用したので4,200円、エアコンのほうはGoogle口コミに書いてさらに5,000円分のクオカードをいただけるとの話なので、全部かき集めたら45,200円、還元率は一割を超えるので、まあ良しとするしかないだろう。これ以上欲張ると天罰が下るような気がするので諦めた。エアコン工事は若いスタッフが丁寧に下見をしてくれて、熟練の職人さんが良い仕事をしてくださったので不満は全くない。機器も最新のダイキン製、エアコン界の王様だ。私の支払ったお金が彼らの生活を支えることは、喜ぶべきこと。金は天下の周り物と言うではないか。ゼロエミポイントだって、原資は自分も含めたどこかの誰かが納めてくれた税金なのだ。ありがとう、都民。

ゼロエミポイントは商品券なのでネット通販では使えない。実店舗での利用になるため、何に使うのか思案中。できるだけ有益なものに使いたいものだ。