復活!ポーの一族
萩尾望都先生の「ポーの一族」が復活した。この漫画は私の原点と言っていい作品だ。小学校高学年から中学生という多感な時期にどっぷりとハマった。当時の私はキャンディキャンディのような甘口のテイストは苦手で、もっぱら萩尾望都・山岸凉子・大島弓子・竹宮恵子といった作者の大人びたストーリーを好んで読んだものだ。当時は子供だったので何も知らなかったが、彼女たちは「花の24年組」と呼ばれ、生活を共にしながら制作に励んだ時期もあるそうだ。もう一度読みたいなあと、漠然と思っていた。
それなのに、私が気づいた時にはすでに新・ポーは品切れ。読めないのは残念だが実に嬉しいニュースだった。萩尾先生がお元気でいるということは、エドガーとアランもまだ旅を続けているということなのだから。
大好きな萩尾先生のタッチを真似て沢山のイラストを描いていたあの頃。漠然と絵を描く仕事をしたいという気持ちを抱きながらも心に蓋をして生きてきた私。会社を辞めて絵をやろうと思いながら、また再就職してしまった。やっぱり絵を描きたい。そう決心して、7月開講の短期絵本講座に申し込むことにした。その直後に網膜剥離。目が見える時間は、もしかしたら残り少ないかもしれない。なおさら今始めなくちゃと思った。林先生の「今でしょ!」が頭の中で響いていた。
それなのに、私が気づいた時にはすでに新・ポーは品切れ。読めないのは残念だが実に嬉しいニュースだった。萩尾先生がお元気でいるということは、エドガーとアランもまだ旅を続けているということなのだから。
大好きな萩尾先生のタッチを真似て沢山のイラストを描いていたあの頃。漠然と絵を描く仕事をしたいという気持ちを抱きながらも心に蓋をして生きてきた私。会社を辞めて絵をやろうと思いながら、また再就職してしまった。やっぱり絵を描きたい。そう決心して、7月開講の短期絵本講座に申し込むことにした。その直後に網膜剥離。目が見える時間は、もしかしたら残り少ないかもしれない。なおさら今始めなくちゃと思った。林先生の「今でしょ!」が頭の中で響いていた。